銀工房アラマルーツの加藤心姿さんは、この映画に出演される俳優さんから依頼を受け、北野武監督へのプレゼントとして、ディレクターズチェア(通称「コマネチェアー」)を制作されました。
この「コマネチェアー」は、『アキレスと亀』撮影時、実際に使われていたそうで、映画のパンフレット、北野武監督へのインタビュー番組なんかに登場していました。
というわけで、うちのブログでも紹介させていただきたいと思います!

銀工房アラマルーツの加藤さん作の「コマネチェアー」。加藤さんはシルバーアクセサリーが専門なのですが、「コマネチェアー」の依頼のために革製品の制作を勉強しに行ったり、原革の産地である姫路の業者さんに直接交渉に赴いたりしたそうです。さすがプロです!

背もたれには「KITANO TAKESHI」のシルバー製ネームプレート。この「コマネチェアー」の写真は、納品前の今年1月、銀工房アラマルーツの加藤さんと長岡京市の淀川河川敷で撮影。
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背もたれの先にはシルバーの天使像。椅子を折りたたむ時などのために、別の位置にも付け替え可能となっています。

『アキレスと亀』のパンフレットには、「コマネチェアー」に座った北野武監督の写真も。NHKの朝の番組『生活ほっとモーニング』の「この人にトキメキっ!」というコーナーでは、北野武監督が「コマネチェアー」に座って出演していました(放送日は2008年9月12日)。
銀工房アラマルーツの加藤さんと太田さんは、『アキレスと亀』上映初日の9月20日、さっそく映画館に行ったそうなのですが、『アキレスと亀』のパンフレットを買い、なぜか映画『20世紀少年』を観て帰ってきたそうで……なかなかお茶目なアラマルーツさんです。

で、アラマルーツさんの新作がこちら!京都を拠点に活動する絵師・冬奇(ふゆき)さんとのコラボレーションによるシルバーネックレス“幸せの鹿音(カノン)”。赤いト音記号を組み合わせたデザインが斬新。ペアの銀の駿馬(シュンメ)ネックレスと合わせると、さりげなくハート型になります。

銀工房アラマルーツさんとこの猫・ピクシー。時々、人間みたいな表情でずっと考えこんだりしているので、思わず撮影。今回の本題とは話がそれますが、かわいいのでここで掲載。
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